日本でのピチピチジャージの先駆けは帝京大学
2003年11月 対抗戦の大一番!早稲田対帝京戦で帝京大学がピチピチのジャージでグランドに出てきました。
当時、既に、ニュージーランドやイングランド代表などではこのフィットジャージは着られていましたが、日本ではまだ見ませんでした。
初めて見る、ピチピチジャージに観客は少しどよめきます。
「何あれー。ずるーい」と批判の声もしばし。しかし、今となって高校生も社会人も皆このピチピチジャージです。
いち早く、このジャージを導入した帝京大学は日本ラグビー会の先駆けですね。
それはそれで良いのですが。少し残念だったのが、協会の対応です。
この試合、前半は早稲田のタックルが全然決まらなかったのです。ジャージを掴みに行った選手が多いのが悪いと思いませんか?
タックルは手でいくものじゃないでしょう。手でタックルに行って捕まえようとする選手がいるからこそ、ピチピチジャージにより肩で入るタックルの重要性を選手たちは理解するはずです。
そこで、協会からクレームがきました。前半終了とともに、ピチピチジャージとはおさらばです。
後半からは、普通のジャージで試合となりました。
結果は早稲田の勝利!
ちょっと、早稲田びいきの匂いがしましたね。だって「早稲田の選手がジャージを掴めないから着替えなさい」ですからね。
もし対戦相手がリーグ戦の大学であれば、そのまま試合が続行されていたでしょう。あくまでも推測ですが。。