戦略的に選手を獲得し、ビックネームを獲得する。
ラグビーというスポーツだけい限られた話ではありませんが、戦略的に選手を獲得する事によりチームを強くする事も重要です。
ぱっとイメージが湧かない方のために、参考例を紹介しておきます。
兄貴を追っかけて
超有望選手が兄貴を追っかけて同じチームを選んだ選手を一人紹介しておきます。
拓殖大学出身のグ・ジウォン選手をご存知ですか?
プロップの選手ですが、何度も紹介する価値があるほど、素晴らしい選手なのです。
出典:http://www.47news.jp/
数あるトップリーグのスカウトマンがヨダレを垂らすほどの選手なのですが、このグ選手にはお兄さんがいます。
グ・ジュン選手です。ポジションはスタンドオフ1年早く拓殖大学に入学しておりますが、遠藤監督が、本当に欲しかったのは弟のグ・ジウォン選手でしょう。
恐らく、兄が入れば必然的に弟も入ってくると考えていた遠藤監督はこのような選手の獲得手段を取ったのでしょう。。
他の大学からも、声は掛かっていましたが兄のいる拓殖大学を選んだグ・ジウォン選手卒業後はく、父が在籍したホンダに進み、サンウルブズのメンバーにも選ばれております。
大好きな先輩
出典:早稲田ラグビー.com
14年度にトップリーグを制したパナソニックに早稲田のフランカー布巻峻介選手が加入しております。
布巻選手と言えば、1対1で負けないフィジカルの強さと素晴らしいディフェンスのコース取りとタックルが持ち味の選手です。
東福岡高校時代は、センターとして日本一に輝き早稲田大学入学後にフランカーに転向しています。大学で転向したとは、思えないほど素晴らしいコース取りで相手のアタックを封じ込める布巻選手は本当にすごいですね。
しかし、東福岡は最近は本当にいい選手ばかりです。1学年下の日本代表「藤田慶和」選手も早稲田大学で活躍しております。
藤田選手も卒業後パナソニックに入団しております。当初より、布巻選手の背中を追っかけてパナソニックに入る事が予想されていました。
「もしかして、藤田選手が欲しかったから、布巻選手を取ったの?」とお思いになるかもしれません。
真実は分かりませんが、ラグビーの進路には先輩や兄を追っかけて同じチームに入る事が多いです。