世界一のオールブラックスについて知っておきましょう
日本が勝てないといいますか、ほとんどの国がオールブラックスに黒星をつけるのは難しいのが現在ラグビーの実態です。
世界最強と言われるオールブラックス(ニュージーランド代表)ラグビーを学ぶ上で、このチームの存在無くしては語れないでしょう。
W杯第1回・第7回・第8回大会を優勝し、日本でも選手コーチともに、元オールブラックスの選手は大活躍!
日本ラグビーの成長の影には、必ずしこのオールブラックスの存在があるのです。
このページを読むことで、オールブラックスを知らなかった人にもラガーマン以上にオールブラックついて詳しくなります。
ニュージーランドのラグビーはいつから?
ニュージーランドラグビーの起源ははっきりとはしてませんが、イングランドやスコットランドの移民が伝えたとされています。
そして、ストレス発散のスポーツとして楽しまれるようになりました。
ニュージーランドで一番伝統あるクラブはクライスト・チャーチ。そこでのラグビーのルールは結構適当でした。
しかし、「チャールズ・モンロ」選手がロンドンのクライストカレッジで学び、そこでのルールを持ち帰りニュージーランド中に広がったのです。
そして、イングランドと同ルールでプレーされたNZランド初めての試合は、1870年5月ネルソンカレッジ対ネルソンフットボールクラブとの試合です。
オールブラックスのジャージは何故黒いの?
ニュージーランド代表が結成されたのは1882年です。
当時は、元々ジャージの色を選ぶ上で選択肢が余りありませんでした。繊維は、原色の赤、青、緑、黒が主でした。
結成当時、オーストラリアの州代表との試合の際、相手の紺色に対し、黒字にシルバーのエンブレムをつけたジャージで試合を行いました。
その後、「オールブラックス」の名が定着するとそれ以降ジャージの色を明るい色にしようという議論は起きていません。
ただ、ホームに迎え撃つ相手のジャージが黒に似た色の場合は、黒以外のジャージを着用する事になっています。
今では、ニュージーランドの様々なスポーツの代表チームが黒のジャージを着用する事になっています。ヨットのチームなんか有名ですよね。
そして、ここまでプレミアのあるチームにスポンサーが放っておく訳がありません。
過去から、スポーサーのロゴについては多くの議論がなされてきましたが、ソックスのラインが3本線になったのをきっかけにアディダスとの多額のスポンサー契約を結んでおります。
ニュージーランドのスポーツ選手にとって、オールブラックスと呼ばれる事は最大の目標です。
オールブラックス 試合前のハカにはどんな意味があるの?
「カマテ、カマテ?」
100年以上も前から、ニュージーランド代表は試合前にを行ってきました。
初めてハカが披露されたのが、1905年の英国遠征時です。ハカは相手に対し闘士を見せ、これから戦いに臨むことを表す踊りです。
「死ぬ覚悟は出来ているぞ!」と言うような意味があるようです。
この踊りは元々、先住民のマオリが部族同士の争いの前に踊るものでありその分化を受け継いでいるのです。
そして、この踊りは相手を威嚇するための踊りではありません。自分たちがいいプレーをするために行う踊りなのです。
ハカは本当に特別な踊りらしく、日本に来ているニューランド出身の選手は、代表に選ばれた実績がなくても全員踊ることが出来ます。流石に、試合前に踊る事はないですが選手の結婚式がある際などに踊ってくれるのです。
そして、熱くなりすぎて泣いてしまう選手もいるのです。
初めは、ニュージーランド代表のみが試合前に踊るハカでしたが第1回W杯以降、踊りは違えど他の国でも踊るようになりました。
ニュージーランドの男性は皆ラグビーするの?
ニュージーランドでは、サッカーもすごい人気です。
2000年以前は、ラグビー人気が続いておりましたがそれ以降、サッカー人口も増えています。サッカーも2度W杯に出場してますし、ヨットやサイククリングも有名です。
しかし、やはり国技でもあるラグビーは不動の人気を誇ります。
ほとんどの町にラグビーチームがありますし、男女一緒にプレーしているチームも多いです。
クラブの中で優秀な選手達は、州代表に選ばれその中でも優秀な選手達はスーパーラグビーでプレーすることになります。
女子代表も世界トップクラスで、98年から4大会連続で優勝しU20世界選手権も4年連続で優勝しております。
出典:http://rugby-rp.com/
男子も女子もワールドカップで連覇!やっぱり、ニュージーランドはラグビーの国ではないでしょうか。