ディフェンスの反則

ディフェンス側が犯す反則(オフサイド)

このページでは、ディフェンス側(タックルをする側)が犯しやすい反則について説明いたします。

 


ディフェンスをしているチームとはボールを持たないで、タックルをしているチーム、ボールを取り返そうとしているチームの事です。。

 

 

タックルが成功してボールを奪えればアタック(攻撃)に変わります。体を張ってタックルを繰り出すディフェンスは、どちらかというとアタック(攻撃)している時より反則を犯します。

 

 

皆、ボールを取り返そうと必死なのです。一番、多いのが「オフサイド」という反則です。ディフェンスのオフサイドを車の運転に例えると、「見切り発車」と「割り込み」でしょうか。

 

 

前者は信号が青に変わっていないのに発車する。
後者は、車線変更禁止の黄色ラインで割り込みをする行為です

 

 

まさに、この状態がラグビーでもできるのです。

 

 

まず、「見切り発車」から説明しましょう。タックルが成立して、敵味方がボールを奪い合うために2.3人が集まり密集してごちゃごちゃします。

出典:http://www.kyushu-rugbyjuku.jp/

 

 

この密集をラックまたはラックと呼び、ラックは選手が寝ている状態、モールは立って組み合っている状態です。上記画像はラックです。

 

 

そして、このラックorモールが形成されると同時に出来るのがオフサイドラインです。ここで信号が赤に変わります。オフサイドラインが形成されると、ディフェンスしているチームは皆横1列に並びます。狙いを定めるのです。

 


出典:http://rugtube.com/?p=1582

 

そしてまだか、まだかと待ちます。信号が青に変わるのを!

 

 

オフサイドラインが出来ると解消する(信号が青になる)まで前にでれません。出ると、「ピーー!」です。

 

 

ボールがラックorモールの中から出るとオフサイドライン解消となりなります。ようやく、信号が赤⇒青に変わるのです。解消すると競走馬のように一騎に前に走りだします。

 

 

芝10メートルくらいでしょうか。そして勇敢なタックラー達は体をぶつけタックルし、ボールを取り返しに行くのです。

 

 

そして、もう1つの「割り込み」について説明します。この反則は非常にシンプルで、ラックやモールに参加するときは後ろから参加するのがルールです。横から入ろうとすると「ピー!!!」と笛を吹かれてしまいます。

出典:http://www.kyushu-rugbyjuku.jp/

 

 

そして、オフサイドの他に近年厳しくとられるようになった反則が、「ハイタックル」です。ラグビーの場合、タックルは肩より下に入るのがルールです。もし、肩より上にタックルに入ってしまうと、イエローカードorレッドカードが出されます。

出典:http://www.kyushu-rugbyjuku.jp/

 

 

以上、ディフェンス側が犯す反則について解説いたしました。もちろん上記の他にもたくさん反則はございますが、上記反則さえ覚えておけばディフェンス側の反則はマスターしたようなものです。

ディフェンス側が犯す反則(ノットロールアウェイ)

このページでは、ディフェンス時に犯す反則、ノットロールアウェイについて紹介します。

 

 

相手ボールの球出しを邪魔してしまうノットロールアウェイですが、”ワザと”か”ワザとではない”がどちらだと思いますか?

 

 

まずは、ロールアウェイの反則を理解しましょう。↓

 

 

如何でしょうか。理解出来ましたか。
ノットロールアウェイは、相手の連続攻撃を止める反則としては、とても有効な反則です。そのため、シチュエーションによっては、ワザと反則する選手もいます。

 

 

ただし、如何にもワザとではなく、体を退かす事が出来なかった風な演技をしないと、一発シンビンで10分間退場になってしまいます。

 

 

逆に、反則を犯したくなくても、密集で体を逃がす事が出来なければノットロールアウェイになってしまいます。下記動画の14番は非常に可哀そうなのでご確認下さい。

 

 

 

体を退かせない選手を見つけたら、スクラムハーフの選手は、ここぞとばかしに「ロールアウェイ!ロールアウェイ!」とレフェリーにアピールします。

 

 

そしてペナルティーを獲得し、ペナルティーゴールで3点を狙いに行くのです。


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